BL小説
□蜜味のキス
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僕と源田先輩は付き合っている。
なのに・・・
先輩ったら他の先輩たちと話してるし、未だにキスさえさせてくれない。
これって付き合ってるって言うのかな・・・
このまま進展がないのもやだし・・
今日仕掛けようかな♪
「源田先輩〜。」
「!成神・・どうしたんだ?」
僕はベンチで汗を拭いている源田先輩に話しかけた。
今日もかわいいなあ源田先輩。
タオルが羨ましい・・
「今日、先輩の家にお泊りしてもいいですか??」
僕はにっこりとほほ笑みながら言う。
「///・・か・・構わないぞ//」
「わぁい、やったぁ〜♪」
なんでか源田先輩の顔は赤い。
どうしたんだろう??
まぁ、いいか。
よし!今日の夜は頑張るぞ!!!
「お疲れさまでしたぁー」
「おう、お疲れ様ぁー。気をつけて帰れよー」
「はーい」
部活が終わり次々と部室を出ていく部員たち。
僕もそろそろ帰ってお泊りの支度しなきゃな・・・。
「よっと・・それじゃぁ先輩方、お疲れ様でしたー。」
「おう、成神。気をつけろよ。」
「はーい。」
バタンと部室のドアを閉め僕は家へと急いだ。