06/17の日記

20:31
私 ハ 誰 …?
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私は誰…?

ここはどこ?

わからない…

わからないわからないわからない

なんで…
なんで私の腕から血が流れているの…?

ポタッ…ポタッ…

あぁ、布団が、廊下が、壁が、すべてが血だらけ。

心が、身体が、左腕が血だらけ。

右手にはカッター
左腕には包帯

私は装備の単純な闇賢者

頭が人一倍難解な魔法使い

左腕から血を流しながら

自分にはリスカの魔法を

人には欺きの魔法を

全てに偽りの魔法を

鉛筆という魔法の道具からは

悲しみと暗闇の魔法が生み出される。

「綺麗な現実」

なんてものは無い。

そんな事わかってる。

私は今この世界の何処にいるんだろう。

地図が無い。

勇者はいない。

剣士もいない。

武道家も、当然いないだろう。

もしいるとして
仲間になったとしても
直ぐにパーティーは解散するかもしれない。

私はいつだって独りぼっちだ。

いつも独りで行動してきた。

お世話をしてくれる人はいる。

でも、やっぱり信用できない。

だって、自分が信用できない。

どうせなら、生きたい人に命を分けてあげたい。

その人が

一秒でも

0.5秒でも

生き延びれるのなら

今すぐにでも私の命をあげたい

そんな魔法が使えたら
今すぐ使いたい

右手にはカッター

左腕には包帯

頭の装備はメガネ

身体の装備はTシャツ

冴えない闇賢者がここにいる

恋人はいる

ついてくる人もいる

でも

私の魔法で全てバラバラになる

私の左腕からは血

ポタッ…ポタッ…

ポタッ…ポタッ…

あぁ
右手が勝手に動いて

又左腕から血が滴り落ちる

傷痕の上に
又傷痕


ポタッ…ポタッ…

ポタッ…ポタッ…

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