氷帝・眼鏡s

□眼鏡を買いましょう3
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忍足「痛いねんて、はなしてや跡部!」
跡部「ちょっと勝ったからってへらへらしてんじゃねえよ!さっきの賭けの話だ俺が店を決める。それでいいな?」
忍足「・・・俺勝ったんやけど、俺ハーゲン○ッ○のアイスが食べた・・てどこいくねん!」
跡部は忍足の言葉には耳も貸さずに一人で歩き初めていた。
「やっぱこうなんねんなあ」
忍足は半ばあきらめ、跡部の後を急いで追い掛ける。10分程歩き、二人はある店の前で足を止めた。

忍足「ぺ○ちゃん?」
跡部は忍足の驚く顔をきにも止めず、店の中に入っていく。すると初老の老人が笑顔で出迎えた。

「いらっしゃいませ。跡部様。今日はお友達もごいっしょですか?」     
跡部「ちょっと事情がありまして。いつものを2人分お願いできますか?」              「かしこまりました」
初老の老人は笑顔で注文を受け、厨房のほうに消えていった。                    忍足はまだ驚きを隠せないらしく、辺りを見回している。
忍足「なあおまえよく来るんか?」
跡部「ああときどきな。幼いころからよく来ている」            二人が話をしていると初老の老人が、注文の品を持ちあらわれた。そして丁寧に二人の前におかれたものは苺のショートケーキと紅茶。
            忍足「う・・わぁ」

「ごゆっくりどうぞ」

跡部「ケーキと言えば、やはりこれが基本だろ」
忍足「まあせやけど、なんか跡部と苺のショートケーキって意外な組み合わせやなって」
跡部「いやなら食わなくていいぞ」
忍足「俺も苺大好きやねんて!頂きま・・。あ、そうや。俺昔からやってみたいことあってなケーキで」
跡部「あぁ?」
忍足「ケーキ1ホール食い!でかいケーキ切り分けずにそのままたべんねん。きっとうまいで!」
跡部「はあ?俺はやらねえな。そもそも」
といいかけ、跡部は急に椅子から立ち上がった。
忍足「跡部?」
            跡部「おいそこの4人。いい加減に顔見せろ。ゲームセンターからずっとつけてんだろ!あぁ?」
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