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□いたずらBoy、参上!!
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「コラッ、早くお風呂に入れ」
「やぁだよ〜だ」
その男の子ははるかにベーッとするとリビング内を走りだした。
その光景をみてみちるは苦笑する。
「ね、まぁくん。
お風呂に入ってきてくれるかしら」
「うん!!いいよ〜♪」
「いい子ね。」
「でも1人で入るの怖いよ〜。
みちるお姉ちゃんも一緒に入ろ♪」
「わかったわ。
2人で入りましょ?」
「うん!!」
その光景に、はるかは強い苛立ちを覚えた。
みちるとお風呂に入るって!!
いくら5歳児でも相手は男だぞ!
お風呂場へ向かう2人を睨みつけていたら、男の子はチラッと振り向いてニヤッと笑った。
―――ブチッ
はるかの中で、何かがキレる