王家の紋章
□2
1ﾍﾟｰｼﾞ/5ﾍﾟｰｼﾞ
俺が転生してから色んな事があったがやっと原作に入ったらしい…何故わかるか？そりゃー
「兄上!!聞いてくださいっ！さっき兄上と同じ黄金色に光る髪に…白い肌をした娘がいたんです!!必ず捕らえてやる!!」
…と興奮気味に俺に報告したからである…あ〜俺の後ろからアイシスの殺気が感じる…俺は遠い目をしてこれからの事を考えていた多分今の俺の顔気持ち悪くなっているのだろう…←実際はかなり色っぽい微笑み（本人自覚なし）
その愛している兄や弟の様子を見ていたアイシスは衝撃をうけていた…。
アイシス視点
！あっ…もしやキャロルではっ!?キャロル…兵士に発見され殺されたと思ったのにっ、ま、まだ生きてたのか!!?
それにメンフィスの話しを聞いていた兄上様があのように妖艶に笑う姿…キャロルに興味を？
いやまさか…話しだけでは、わたくしの兄上様が興味をもつわけがないっ！
しかしレンティスア兄上様があのように笑うのは初めて！そしてメンフィスが娘に興味を持ったのも初めて！、何とかしなければっ!!
「アリっ！奴隷村にゆきメンフィスやレンティスア兄上の兵士が見つけぬ間に、黄金の髪をしたキャロルという娘を殺しておくれ!!」
アリは右手に短剣を構え返事をした。
「はい、おおせのとおりに…アイシス様」
アイシスとアリの目が怪しく光り、その会話を聞いていた者は誰もいない……。