落乱

□5
1ページ/1ページ



小鳥のさえずり,まぶしい朝日,そして美味しい空気。

よしっ!今日こそは平和な1日にしてやる!!



と,意気込んだのはいいが…


「そんなに見つめられたら私、照れちゃうっ」

とまるで恥らう乙女のようにモジモジしている褌一丁の変態。


…何故に中庭で褌一丁?
そして何故に最後の褌まで脱ごうとする?

「…三郎 一辺死んでみる?」
と,どこぞの地獄少女の台詞を言ってみる。

「っつ〜〜〜!!
ハァハァとうふ,ハァハァもっと,もっと酷いことも言ってぇーっっ!!!!!」




…どうしよう…俺、こいつがどーしようもないどMの変態だってこと忘れてたよ。



「三郎」 「なんだとうふ?」
「そのまま潮江先輩か立花先輩んとこ行ってきて??」



こいつにはコレが一番効く。



「やだなぁ〜とうふ、」





「ただのお茶目だろ?」「殴るぞ」



(ただのお茶目じゃあすまないよ)
(これがいつもの朝。俺の平和はいずこ。)





_
 

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ