SHORT STORYS
□合宿の真夜中
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虎→不←豪のつもり
「合宿の真夜中」
現在真夜中。虎丸が眠たそうに俺の部屋に入って来やがった。
俺も半分寝ぼけてたから夢でも見てるんじゃないかと目を擦ったけどやっぱり虎丸はそこにいる。
虎「………トイレ」
不「はぁ?…って、お前こんなとこでズボン下ろすなよ!ここはトイレじゃねー!俺の部屋だ」
ズボンを上げてやる。こんなやつ漫画にしかいないと思ってたよ。
不「ったく、トイレはあっちだよ」
なんか不安だから…って訳じゃねーけどついていってやった。
不「終わったか」
虎「ふぁい」
不「早く戻って寝ようぜ。明日起きれなくなる」
虎「ふぁい」
半分夢の中にいる虎丸を部屋に戻して自分の部屋へ戻った。やっと寝れるとベッドに倒れようとしたら何かがいた。いや豪炎寺が寝てた。
不「あー…豪炎寺クン?」
起きない。まずこの状況を誰か説明してくれ。
虎「豪炎寺さんはたまに寝相が物凄く悪くなるんです」
不「虎丸!?なんでまたここにいんだよ…まさかお前ら」
虎「なにいってるんでふか?ここは俺の部屋ですよー」
まさか身近に超次元並に寝相悪いやつが二人もいるとは思わなかった。悪すぎるだろーが!なんで俺の部屋にくんだよ、おかしいだろ。
虎「仕方ないです。不動さんもここに寝ていいです。真ん中どうぞ」
仕方ないはこっちの台詞だよ。って突っ込む力がないほど眠い。しょうがねーから真ん中に狭苦しく寝た。つまり俺の状況は豪炎寺と虎丸に挟まれている。
しかもシングルベッドだからかなり狭い。動けねーよ。
両脇の奴等は既に夢落ちしてやがる。羨ましい神経してるなおい。
なんでこいつらは俺の部屋に来たんだか。
虎「…不動さぁん」
豪「ふどー」
…………………。
別に嬉しいなんて思ってねーよ/////
最初は息苦しかったけどこいつらの体温と寝息の心地よさで俺もいつの間にか眠りについた。
翌朝、寝坊して監督に怒られたのは言うまでもない。
そうしてこいつらが寝ぼけて俺の部屋にくることは日常茶飯事の出来事となった。
〜終わり〜
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あとがき
鬼道さんも参加させれば良かった…!!
二人はあきおが好きであきおもなんだかんだで好きなら可愛い、本編でこいつら絡んでくれ。
ここまで読んで頂き有り難う御座いました!
by十代