短 編
□私が涙を流す度に
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私が思いきり笑う度
嬉しそうに君は私の頭をなでてくれる。
愛してると呟く度
君は照れながらもおれも、と言って目を逸らす。
大嫌いと叫ぶ度
君は哀しそうに顔を歪ませながらおれは好きだ、とキスしてくれる。
手を握る度
君は顔を真っ赤にしてとっても強い力で握り返してくれる。
私から抱きしめる度
目を閉じて、幸せそうに微笑む君の顔が見えた。
幸せばかりを与えてくれる
私の胸を常に満たしてくれる
愛を、私に教えてくれた
そんなエースが、この船からいなくなった
私が涙を流す度
(優しく拭う、あの手は何処に)
エースがティーチ討伐に主人公ちゃんには内緒で言っちゃう話です。
ついて来ちゃうだろうな、って考えるとそうせざるを得なかったかんじですね〜
置いてかれた方は死ぬほどつらいんですけどね。