黒バス

□物置2
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「…体操着忘れました」
「あ? 今日体育あんじゃん。どーすんの」
「はい。と言うわけで、貸してください火神君」
「はぁ?! なんでだよ! 同じクラスだし!」
「火神君のがいいんです」
「意味わかんねーよフリとかに借りろよ!」
「そしてボクのを火神君が着てください」
「聞けよ! つか持ってんのかよ!」
「ボクが忘れ物するわけないじゃないですか、火神君じゃあるまいし」
「なんかハラ立つな!」
「どうしてもダメですか?」
「ダメに決まってんだろ! オレとお前とじゃサイズが違う、っつかそもそもオレは自分の持ってんのにわざわざ黒子のを着る理由がわかんねーし!」
「そんなの簡単ですよ」
「は?」
「ピッチピチの体操着に身を包む火神君を見て興奮します。ボクが。そして火神君の体操着はスーハーします」
「……うん。キモイな、お前」
「ありがとうございます(どやっ)」
「いや誉めてねーよ! つかせめて着ろよ、体操着!」
「無論、着てスーハーします」
「…末期だなお前…」
「ありがとうございます(どやっ)」



END
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