黒バス

□物置
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「ねえ火神、スピードラーニ○グってあんじゃん」
「スピードラー○ング?」
「うん。あの、聞いてるだけで英語が上達するってやつ」
「ああ、CMでやってるやつ?」
「そう。あれさ、オレも始めてみようかと思うんだけど」
「へえ。いんじゃないすか? でもなんで急に? センパイ英語できんじゃん」
「できないよ。簡単なやつしかわかんないし、ネイティブに会話されるとついていけない(…氷室君が火神に会いに来た時 わ ざ と 英語でしゃべる時とか)」
「ふーん? まあ勉強すんのはいいことだよな。がんばれセンパイ」
「ありがとう。じゃあ火神コレ読んで」
「、は? なにコレ」
「だからスピー○ラーニング。火神も応援してくれるんでしょ?」
「…うん? がんばれとは言ったけど、それとコレになんの関係が?」
「上達への近道は毎日いつでもサボらずに聞くこと」
「うん」
「火神の声ならオレ毎日いつでもサボらずに聞ける」
「…うん」
「なのでお願いします。オレのスピードラーニン○になってください」
「やだよっ! なんだよ オレのス○ードラーニング って!」
「オレの英語の上達にはどうしても火神の力が必要なんだよ」
「そんな目ェしてもダメ!」
「火神の協力なしにはオレの英語の上達はありえないんだよ」
「う…っ」
「な、頼むよ。先生」
「っ、せ…っ?!」
「火神先生お願いします!」
「……っ。……しかたねーなあ。どれどれ?」
「ありがとう火神大好き!」
「……ってなんだコレ! 内容が日常会話関係ない! つか卑猥すぎだろ!」
「耳元で火神にこんなこと言われたら…センパイ コーフンしちゃう」
「コーフンしちゃうの?! それダメじゃね?!」
「うそうそ。ね、ほら言って。録音するから」
「…恥ずかしいな」
「はい、火神先生本番いきまーす」
「っ。…コホン。よっしゃやるぞ!」



――で。



「センパイ、その後英語の上達はどうだ? 毎日聞いてる?」
「……火神ぃ〜…」
「うっわセンパイ クマすげえぞ!」
「ダメだ火神、あれは体に悪くてとても続けられない…!」
「、え? 体に悪い?」
「耳元で火神に色っぽく掠れた声であんなこと囁かれたら……センパイもたないよ! ガマンの限界! なのでいただきます!!」
「うわっ、ちょ、センパイ?! なに急にサカって…っ」
「急じゃないよ、3日もガマンしたんだぞ! それに火神が誘ったんじゃないか。もーっ悪い子ちゃん!」
「ば…っかやろ! センパイが言わせたんだろーがッ! つかどこ触って…!」
「あー火神、センパイにその口の利き方はいかんなー。お仕置き!」
「っ、さては初めからそれが目的だろ! …ぅやっ、ここ学校だぞ!」
「違うよ。本当に上達したかったんだよ(割って入れるぐらいに)。だけどもういーや。英語よりも火神の喘ぎが聞きたい」
「〜〜〜ッ、エロオヤジかっ!!」
「違うよ。エロセンパイ」
「どっちでもいーわっ!!」



END


※火神が吹き込んだセリフ(の日本語訳)

『センパイ、オレのこと…めちゃくちゃにして』
『ずっとこうしてたい。離れたくない』
『あ…っ、だめ…ぇ!』
『感じすぎておかしくなっちゃう…』
『もっと突いて…一緒にイこ』

木吉が火神に言われたい(裏)セリフ ベスト5らしい。
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