初期蔵馬


「初心に戻って」が裏テーマ(?)でした。
サイトを続けてきて、自分が描く、自分の中の蔵馬っていうのが原作の「高校生の蔵馬」「妖怪である蔵馬」とはちょっとかけ離れていて、
おそらく「数年後の」、人間社会で平凡(もしくは非凡に)に生きる、普通の大人の男性、っていうのがほとんどだったんですよね。
それは自分が年をとった、っていうのが一番大きいんだと思いますが(笑)
必然的に、自分の中の蔵馬も成人していて、もう○歳ぐらいなんだろうなぁ…って、現実と混同しちゃいそうなところが夢見がちなんですけど(笑)
なので、あえて初心に戻って(?)、初期の蔵馬をなんとか意識して描いてみました。
とってもわかりづらいですが、原作で初登場ら辺の蔵馬…のつもり、手に持ってるのは暗黒鏡…のつもりです(笑)わかりづらい!
満月の夜、病院の屋上で。
彼女(母)の命を救いたいがために自らの命を差し出そうとする彼の姿は、儚くて、ぞっとするほど綺麗です。

(08/04/04)



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