足跡板

足跡用掲示板です。

遠慮せずに、気軽にぺたぺた踏んでいっちゃって下さい。

相互リンクをして下さる方が居りましたら、その件についても此処に書き込んで下さい。

[レス書込]

08/29(Wed) 09:56
読みました
小石

日常が多目で自分好みの作品となっており久しぶりに充実しております。
文章中にあった思想についてですが、全て自分も一度は達した事のある境地で凄く共感出来ました。
また、自分ではそうした知識を持っていても他者から言われたり他者の作品を見ることによって、その事を改めて認識したりするもので、終始頭に電撃が走っているような心境でした。

それはさておき、博識具合と持っている哲学観を出すのにちょうど良い展開に持っていける文章力に尊敬しました。

果たしてあと三年で自分も同じような文章が書けるのだろうか…。

長文になりましたが、
応援しております。
更新を毎日期待しております。

F02C
[削除]

08/29(Wed) 10:40
共感
風鈴

 小石さんが言っていた、他者の自分と同じ思想を知ることによって、その認識が確固たるものになるような感覚は風鈴も共感出来ます。

 風鈴が自分の人生経験で自然と解得した感情の真理とその制御法――個人的には認識法と呼んでいますが、その考えを確固たるものとして、自信をもって普段の生活に応用出来るようになった契機は、高校生時代に学校の図書館で偶然見つけた『7つの習慣』という外題の自己啓発書の中のとある記述を見たからなんですよ。P82の『刺激、反応、そして選択の自由』という項目です。この項目の中に書かれていた知恵とビクター・フランクルという人物の人生経験を読んだ時、風鈴も小石さんが抱いたような感慨を覚えました。なんとも言えない喜びですよね、あの感情は。自分の独りよがりの考えではないと知って、嬉しくて嬉しくて仕方が無い。

 余談ですが、高校生時代の風鈴は、その図書館でもう1つ面白い本を見つけました。外題が『おかしい人を見分ける心理学――PTSD、ウソつき、多重人格、あなたの身近な人の心の闇をのぞく』という本です。本の内容は外題から察することが出来ると思いますが、いわゆる心に傷を負った人の人生経験とそれによって生じてしまう精神的反応について、多数の実話をもとに説明されています。その本の中の記述ですが、どうしてトラウマを負うような人生的に辛い経験を味わった者は哲学的な題材に対する興味と理解を示すことが出来るようになるのか、どうして人生に対して熱情を持って生きるようになるのかを読んだ時、前述した感情と同じものを覚えました。

 長文失礼しました。

PC
[削除]

08/29(Wed) 17:28
うーん…
小石

哲学とは自分の生き方を良い方向に持っていくための教訓作りという意味が自分の中では大きいので、そういった本は役に立ちそうです。

思えば、トラウマなのかどうかは別としても、小学校二年生の時に、「宿題写させて。『友達やろ?』」と言われたことに強い嫌悪感を覚え自分の哲学は始まったのですから、やはり、衝撃と言えるような心理的動きが起点となるのかもしれませんねぇ…


そして、もはや此処からは全く関係の無い話です。


生きることに価値を与えれられれば、生きていることの実感が沸く、と本文中でも紹介していましたが、
やはり物事をするのにも、するからには、自分がそれを目指して爆進出来るような価値観を付与した方が楽しいと思います。
では、風鈴様はどのようにして、そんなに気の進まないこと(要するに学生時代お馴染みの勉強なわけですね)をやっていましたか?
やはり価値を見出だしてましたか?しかし、偽りの価値(将来〜するため、と言うのは頭では分かっていても目先が遠すぎる)を自分に言い聞かせたところで、心の奥底では納得していませんから意味がないわけです。
若しくは単に自分を強く律していたのでしょうか?

変なこと聞いてすみませんorz

F02C
[削除]

08/29(Wed) 20:55
風鈴

風鈴の場合、将来役に立つからという意識で勉強していた訳ではなかった気がします。それもあったけれど、もっと重要視していたものがあるから勉強していたと言った方が正しいと思います。

なんて説明したら良いんですかねぇ……ううむ。

風鈴は勉強自体が嫌いな訳ではないし、だからと言って好きな訳でもないんです。有為な勉強が好きで、役に立ちそうにない勉強が嫌い。要は、その勉強をすることに価値を感じられるかどうかが重要な訳です。勉強する事自体を目的として勉強していた訳ではないとも言えますか。これは高校生時代も現在も共通して言えることだと思います。

風鈴が勉強に励むようになった動機(高校2年生の冬から大学合格発表を受けるまで)は、勉強という行動が1番時間密度を高められるものだったからです。時間密度とは、個人的に価値のあると思える時間を過ごすことによって高まるものと思って下さい。簡単に言ってしまえば、時間密度を高めるとは、有意義な時間を過ごすことですね。

その当時から、風鈴は勉強という有意義な時間を過ごすことによって得られる精神的充足感を求めて勉強に励むようになりました。盲目的に、と言ってもよいくらい精神的充足を求めていました。実際、盲目的だった訳ですけれど。

風鈴は、高校2年生と時の冬、自転車で通学している時に、ふとある考えに至ったのですよ。人間の幸福と呼ばれる感情の根本にあるのは満足という感情であるという考えです。エピキュロス的な哲学ですね。この当時は、本当に重要なのは『満足』ではなく、『納得から生まれる寧静な満足感』だということに考えが至っていなかったのですが、とにかく、その当時の風鈴はその智慧に至ったことに大喜びしていました。人生で最も幸福を感じた瞬間であったと言っても過言ではありませんでした。

幸福の起源が満足という感情なのだから、満足をたくさん得られるような人生が最高の人生なのだ。満足を得続けられるような人生が最も充足した人生の送り方なのだ。すなわち、満足によって心を充足させる生き方が、万人に通ずる正しい人生の歩み方なのだ。

上記の考えが、風鈴の至った智慧をもとにした哲学的な思想でした。そして、それが希望大学が掲示した合格者番号一覧に自分の受験番号を見つけるまでの自身の人生哲学の根本をなす思想だったのです。

あとは書かなくても察することが出来ると思いますが、風鈴が盲目的に勉強を好んで出来た理由は、この人生哲学通りに徹底的に生きたからです。すなわち、風鈴は勉強という行為を通じて、『満足』という感情を取り出し続けていたんです。『満足』という感情を求めて、真一文字にひたすら走り続けていたんです。そして自分の精神を充足させ続け、正しい人生を歩んでいるという安らぎを胸に抱き、幸福感に浸っていた。これが、哲学を利用した受験勉強がどんなものであるかの真相です。自分独自の哲学をもとにした勉強法(主に動機付け)だから、他の人には勧められないという訳です。このことについては、いつかの日記に書いたと思います。

ここまでのことを纏めると、その当時の風鈴の場合、将来役に立つからという動機で勉強していた訳ではなく、現在という時間を充足させることを目的として勉強していたということになります。小石さんの言う『偽りの価値』を自分に言い聞かせてなんていません。その当時は、現在進行形の形で、既に幸福感という価値ある報酬を得ていたのですから。

これで小石さんの疑問が解決したでしょうか?

……これは忠告なのですが、上記の高校時代中期〜大学入学初期の風鈴の人生哲学は、何かしらの参考になるかもしれませんが、実践しない方がいいです。何故かと言うと、この思想は破綻したものだからです。どのように破綻しているかは、穏暮録の颯やフランドールの苦悩として描いてあるので、既に知っていると思います。

それに、この生き方は盲目的過ぎるし、自身に強制的なことが問題です。この生き方は時間価値を高めなければならないという強迫観念が働いて、精神的に疲弊してしまう虞があります。それに加え、人間の脳は強制という働きかけに対して脳力が低下する傾向があるので、余計に精神的に弱りやすくなるのです。

今は上記の思想は捨ててしまい、また新たな思想のもとに勉強に対する動機付けをしています。擱筆した穏暮録のフランドールの苦悩を解決出来るものとして紅魔狂で書こうと思っていた思想に関するものです。そのことまで書くと、恐ろしく長い返信になってしまうので(現在でも十分長すぎますが)、書いた方が良ければ、次の機会に回そうかと思います。

では、超長文失礼しました。

PC
[削除]

08/29(Wed) 23:13
成る程と言わざるを得ない
小石

エピクロス哲学と言えば快楽主義、つまり精神の安定や充実を快とし、それを追い求める学派、ですよね(でしたっけ)。
何かに夢中になれているときが、一番精神的に充実しているのは自分も同じですね。
知識欲を満たすのは嫌いなことでは無いので、自分も『その時が来たら』勉強することが精神的苦痛からの解放になるのかもしれませんね色々な(笑)。

だから、お奨めはされませんでしたが、それは自分にとってベストアンサーなのかもしれません。
どうせ受験シーズンなど、何をしてても心か体か脳が疲弊してしまうのですから、そのくらいはどんとこい!!と言ったところでしょうか。
強気でいられるのもあと半年でしょうかね(笑)。

それとなく解決しました、ありがとうございます。もしも解決してなかったとしても、解決していないことに脳が気付くまでお勉強でもしとこうと思います。

これからも更新頑張ってください!!

F02C
[削除]


[戻る]
[レス書込]
[TOPへ]



©フォレストページ