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□ぷちプリパニック〜あの子どこの子!?〜
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「………え〜と………これはどちら様の子……?」

「どちら様の子…って言われても……」


「何か」を見つめながら話す二人。何やら困った様子である。


「旦那の隠し子…じゃあないよな…。全然似てないし…」

「誰かの弟……とかでもないわね…」


その「何か」、どうやら幼い男の子のようだが…その子供がどこから来たのか、何故こんな所にいるのかわからないのだ。
名前や両親についても聞いては見たものの…


「え〜と…君のお名前は?ご両親とかは一緒じゃないのかい?」

「ほえ?…う〜…あ〜……?」


この通り、言葉もまともに喋れない始末。


「はぁ……ダメか。どうすっかな〜…」

「でも放っとくわけにもいかないし…」


魔物にでも襲われたら大変だと思い、安全な場所に連れて来たはいいが、そこからどうすればいいのか…。
頭を抱えるばかりの二人。しかし、ティアがどうやら重大な異に気付いた様子。


「……!!肇

「ん?どうしたんだいティア?」

「ねぇガイ…この子の髪の毛と目の色…それにこの髪型…見覚えない…?」

「……赤い髪に緑の目でこの髪型……。……………!まさか……!!肇






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