短編小説

□子供の世話
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「やっぱり、中尉もですか…」
「アルフォンス君も……」
「自分より年上が子供って大変ですよね
「でも、アルフォンス君はまだ良いじゃない。自分の兄さんじゃない。」
「まぁ……。」
「私は上司よ血の繋がりは無いのだから。」
「でも、付き合い長いですし…他人だから良いって時もあるじゃないですか。」
「そうね。まぁ一番の問題は本人が子供って言う自覚が無い所かしら。」
「子供扱いしたら、怒るところとか…。」
「我が儘なところとか……。ほんっとうに…」

「「子供」」

「「子供言うな」」

「今みたいに、二人はもって否定する所とか…」
「子供に反応する所とか……」

「「子供」」

「鋼のが子供と言うのはわかるが…」
「俺は子供じゃない
「私は子供ではない
「しかとすんな
「おや?この部屋には蚊が飛んでるみたいだなぁ??」
「俺は蚊じゃねー
「煩いなぁ…。蚊が小さくて何処に居るか分からんしなぁ
「ここだ
「鋼の??どうした君は蚊だったのか??」
「違う
「さっきの発言は認めたと言っていい発言だが??」
「認めてねー



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