*書斎*

□苺飴
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『…ズルイ』

『え?』


え、何。僕の袖掴んでるのって綱吉だよね。

何、瞳涙でいっぱいなんだけど。


動揺しまくりです、委員長(笑)


『〜っ雲雀さんに大事にされるなんてズルイぃい…』


ぼろぼろぼろっ


『ちょ、綱吉っ』


何で泣くの!(汗)


ぎゅぎゅーとめいいっぱい僕の腰に抱きついてあんあんと泣き出す兎

『ひっ、うくっ、ひば、りさ、俺にもちゅってしてくださっ…』


ぐすぐすとぐずりながら言われたのは完全なるヤキモチで


『―…可愛過ぎだよ、綱吉の馬鹿…』


へなへなとしゃがみこむ僕をオロオロと見下ろす兎にどれだけ溶かされているかも知らないで
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