*書斎*
□Tearress call
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『…あのね、綱吉』
『ふぇっ…』
思わず漏れた盛大な溜息に兎の瞳からは大粒の雫
馬鹿な子だから可愛いんじゃなくて綱吉だから可愛いんだけど
『僕がケータイをあげた理由』
『俺がさびしくにゃらないようにれす〜(泣)』
うわーん、雲雀さんほっぺ痛いですーっ(涙)
『…僕は綱吉を泣かせる為にあげたんじゃないのに』
ぷいとそっぽを向く奇麗なヒト
大大大好きな俺の雲雀さん////
『…ごめんなさい、雲雀さん////』
うわぁ
俺、今すぅっごく幸せ
顔にやけちゃうもんね
『…っ////わかればいいよ』
あぁ
何て愛しい人
この人の拗ね顔を見られるのはきっと俺だけ
『…また買ってあげるから泣かないでよ』
『えぇっ!?そんなの悪っ…!』
ぷにゅっ
『いいの。僕がしてあげたいんだから』
く、唇!今雲雀さんの指が俺の唇ぷにゅってした!!
『〜わかりましたっ!言う事聞けばいいんでしょっ、ふんだ、雲雀さんのたらしっ////』
俺以外にあんな事しちゃうのかな…
うー…(泣)
『何、甘えてるの、可愛い。食べていい?綱吉』
『よよよ良くないです!!』
『そんな勢い良く後ずさったらこけ…あーぁ』
『キー!!何ですかぁあーぁって!こけるの前提のあーぁですか!モキー!ムーカーツークー!!!』
『それ以外のあーぁな訳ないでしょ。じたんだ踏んでも可愛い。愛しいよ、僕の綱吉』
『キッ…////』
『キ??』
『キャー!!////』
廊下で口説いた!!
ものっそ口説かれたぁ!
ははは恥ずかしいぃいー!!/////
『ふっ…つ、綱吉タコみたいに真っ赤…ぷぷっ…』
『ムカぁーっ!笑い我慢するなぁ!!////』
『つ、次は何色のケータイが欲しい?』
まだ我慢してるよ、この人!!(恥)