想イ
□希望
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やる気に満ちていたころ
若かった自分
何も考えず
何も見ず
何も聞かず
何も
知らず……
ただただがむしゃらだった頃
なんでも出来ると信じていた
光に満ちた世界
可能性にすがり
可能性以外には
目もくれず…
光の世界と言っても過言ではないくらい
全てが思い通りだった
自分の進むべき路だと信じていた…
それは全て
君のお陰だと
気づきもしないで…
君が"希望"だと
気づきもしないで…
君がいなくなったとき
初めて気付く
"希望"が
"君"だと…
人はいつも、無くしてから"大切なモノ"に気付く…