夢2

□待ち合わせは校門で
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「ヤバいなぁ……予定よりかなりオーバーしちゃったよ……」
 
 
 
 
 
誰もいなく静まった廊下に虚しくも響き渡る自分の声は時間を巻き戻したりしてはくれない。
 
 
 
 
 
誰もいないだろうと確信し"時間よ元に戻れーっ"と叫んだ時だけ運悪くクラスメートと会ってしまい恥ずかしさのあまり逃げ出した。
 
 
 
 
 
チッ、私の確信なんて当てにならん、赤っ恥かいたわ!
 
 
 
 
 
そう思いチラリと校門の方を見るとそこには愛しい彼が私を待っていて、知らないうちに窓から体を乗り出し彼の名前を叫んでいた。
 
 
 
 
 
そんな私に気付いた彼は振り向き手を振ってくれた。
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顔見えなかったけど貴方だって分かったよ。愛の力だね!、とか言ったら馬鹿って言われた。
 
 
 
 
 


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