夢2

□テレビゲームとカップル+α
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外を見ればちらほらと降り続く雪、雪、雪。椅子から降り、窓から外を覗くと雪景色、とまではいかないが東京では珍しいくらいの雪が積もっていた。
 
 
 
 
 
東京でこんなに降っているのだから北海道地方ではもっと降っているのだろう、と思うと体がブルリと身震いをした。
 
 
 
 
 
「とっきとー。寒いー」
 
 
 
 
 
久保ちゃんと一緒にテレビゲームをやっていた時任の背中に飛び付くように抱き着けばゲームの中の時任は久保ちゃんにやられていた。
 
 
 
 
 
「あぁぁー!!おま、沙耶!あと少しで久保ちゃんに勝てるとこだったのによ!」
 
 
 
 
 
どうしてくれんだ!と私を叱りつける時任は怖かった。だから久保ちゃんの所に行き、助けを求める。
 
 
 
 
 
「久保ちゃん……、とっきーが恐いよ」
 
 
 
 
 
「うん?でも今のは沙耶も悪いよ」
 
 
 
 
 
ね?だから謝りなさい、だなんて久保ちゃんに言われちゃあ謝らないわけにはいかない。
 
 
 
 
 

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