夢3

□君が好きなんだけど
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「僕さぁ」
 
 
 
 
 
「はい?」
 
 
 
 
 
「好きみたいなんだよねぇ、君の事」
 
 
 
 
 
「…………は?」
 
 
 
 
 
「いや、だからぁ。僕、君の事好きみたいなんだ」
 
 
 
 
 
「ち、ちょっ、ちょっと待って下さいっ」
 
 
 
 
 
「なに?」
 
 
 
 
 
「好きって……先生が、私を……?」
 
 
 
 
 
「そうだよ」
 
 
 
 
 
「え、えと……」
 
 
 
 
 
「――沙耶、愛してる。信じられない?」
 
 
 
 
 
「……っ。あ、あの……わ、私も……です……」
―――――――――――
二人を祝福するようにチャイムがなった。
 
 
 
 
 


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