夢4
□この身は君しか愛せない
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「ゆーめみーずさぁん」
「何かな?」
「何で私を押し倒してるのかな?」
うーん、と唸ると沙耶は僕の胸をグイグイと押し退けようとする。その両腕を片手で掴み、沙耶の頭の上へやれば騒ぎだす。
「わっ、ちょっと何するの……?」
さっきお菓子食べれなかったからその代わりに沙耶を食べようかなと言うと顔を真っ青にして更に抵抗をし始めた。そんな沙耶の唇に自分のソレを重ねる。
ゆっくりと舌を差し入れれば最初は抵抗していたものの、素直に受け入れ口を少しずつ開く。舌を絡めれば恐る恐る絡めかえしてくる。
「んぅ……はっ、」
苦しそうに僕の服を握り見つめてくる。服の中に手を滑らせ下着のホックを外し、優しく胸を愛撫すると自然に沙耶の唇から漏れる声。
「ゆ、めみずさ……んんっ……」
目尻に涙を溜め、見つめてくる。その涙を舌で舐めとってやるとふわりと向けられる笑顔。
「沙耶……」