小説
□拍手(ロボ沖シリーズ)
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ロボ沖ある日の会話A
「土方さん、起きて下せぇ。ひーじーかーたーさーん!」
「うーん・・・あと、五分だけ・・・」
「ダメでさぁ。起きなせぇ・・・チュッ」
「!?」
「あ、起きた」
「なっ、おまっ、何して・・・!!」
「こうやったら起きるって、絵本に書いてあったんでィ」
「・・・茨姫か。頼むから普通に起こしてくれ」
「わかりやした」
次の日。
うぞうぞ。
「ぎゃあああああ!!」
「あ、起きた」
「何してんだテメー!?中に入ってきたらどーすんの!!」
「大丈夫でさぁ、ちゃんと尻尾は掴んでまさァ」
「大丈夫じゃねーよ!気持ち悪ィ!何で人の耳にミミズ入れようとしてんだ!?」
「だって、辞書に『ねみみにみみず』って書いてありやしたもん」
「水だ水!!」