その他
□でぃあ まい・・・
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怒ったかな?
でも復讐なんてできないよ？
俺はお先に長ぁ〜い昼寝をするんだから。
団子を食べて、笑いながら、お前たちがもだえ苦しむ姿を見ててやる。
ちなみに逃げても無駄だから☆
俺の最後の権力行使だ。
『ローランドの英雄王シオン＝アスタールは、
その死後リュートルー公爵家を復興させ、リュートルー公爵家嫡子であり、
我が親友のライナ＝リュートルーを宰相に任命する。
また、エリス家フェリス＝エリスとライナ＝リュートルーの間に、生まれし子どもを、我が養子に迎えローランド次代国王とする。』
エリス家の家系図を見たんだけど、ローランド国王のお手つきもいたようなんだよね〜。ローランド国王の血が一滴でも入っているなら、ルシルはその子を守るだろうし、可愛い妹の子どもを殺しはしないだろう････たぶん。
お前を宰相とするのは、正直言って難しかった。
けれど、１年間俺の仕事をやってもらっていただろう？
あれ、俺とお前の連名にしていて、仕事の実績があるから俺の周りの部下には結構、認められそうなんだ。
まあ俺ほど有能でもないけど、お前もよく頑張っていたしね。
俺の部下は優秀な上に人を見る目が確かだし。
反発しそうな大物貴族もほとんど粛清してしまったし。
というか実際、俺の後、王様やれるの、お前ぐらいしかいないんだよ。
複写眼保持者のお前を民衆が少しでも受け入れやすいように、魔眼保持者たちにこの戦争で活躍してもらった。ほとんど子どもばかりだったし、戦闘には参加させていない。せいぜい、敵軍がどのルートを通ってくるとか、どのくらいの軍勢かを視てもらったりした。
だから安心していいよ。
嫌悪感を顕わにしたり、侮辱したりする奴も確かにいた。
しかし、受け入れてくれる奴もいた。
そう、受け入れてくれる奴もいるんだ。