銀魂BL小説
□幼い恋人
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「ヅラ、大好き。」
教室に残ってたヅラに俺は告白した。
「ヅラじゃない、桂だ。」
こんな時なのにヅラは訂正してくる。
「桂は?」
俺は桂に近寄った。
「え?」
桂、分かってないのか?
「俺の事、好き?」
「銀時、近い。」
桂ははぐらかした。
「ヅラ…」
俺は軽く触れるだけのキスを桂にした。
「銀時…、俺だって好きだよ。」
この言葉を聞いて実は安心した。キスしたのに振られたら格好悪い。
「俺なんか大好きだもんね」
ちょっと意地を張ってみる。
「むっ。じゃあ俺だって」
桂は銀時にキスをする。
今度は触れるだけじゃなくて深いキス。
さっきよりもヅラが好きだと思う。
「俺達恋人だからな。小太郎。」
「うん。銀時。」
END