銀魂BL小説
□言わなくても分かるなら
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「ヅラーエリザベスは気にいっとるかの?」
「あぁ」
「それは良かったきに!」
辰馬はアッハッハッと腰に手をあてて笑った。
相変わらずだ。
「…坂本。」
「どないしました?浮かない顔しはって」
「その……いや、なんでもない」
なかなか口に出せない桂に坂本は言った。
「わかっとるきに。」
坂本はひょいと桂をお姫様抱っこした。
「ばっばか本!!お降ろせ!!」
「ヅラは軽いのぉ。ちゃんと食っちょるかぁ?」
坂本は桂をベッドへ降ろした。
桂は今から坂本に何をされるか理
解し、覚悟した。