FF7

□クラウド…。デートは他の子を誘った方が…。
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「…君たち。やめなさい。確かに私も初めは驚いたけど…
反対に自分に向かってボール蹴られたら痛いし、嫌でしょう?」



チハルがたしなめるように静かに言うと
子供達はボールをレッド]Vに向かって蹴ろうとするのを止め


小さい声で
「ごめんなさい…」
と謝ってきたのでチハルはニッコリ微笑んだ


「いい子ね」

「……ありがとう」



レッド]Vが小さな声で本来の話し方で、お礼を言っているのを
チハルは聞き逃さなかった

それが少しだけ
距離が縮まった気がして嬉しかった




宝条から情報を聞き出したクラウド達は小休止を終えて
セフィロスを追ってコレル山を越える




その途中
橋が上がっている所があって渡れないので小屋まで遠回りして橋を下ろさなくちゃいけなかったが


奥に鳥の巣があって
ヒナを守ろうとする母鳥の微笑ましい親子愛が見れて
チハルは胸が暖かくなった



…レッド]Vが涎を垂らしてハァハァ息を荒くしていたのは気にしたら負けだと思う
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