FF7
□クラウド…。デートは他の子を誘った方が…。
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コスタ・デル・ソルで各々、自由に小休止
チハルは一旦パーティーから外れて
レッド]Vと行動していた
実は動物好きなのでレッド]Vはチハルにとっては癒しだ
ソフトクリームとミネラルウォーターを買って
屋根の下の影にいるレッド]Vの隣に座った
「暑いでしょ?水、飲む?」
「ゼェ…ゼェ…。有り難い…」
自分の手の平を器にしてレッド]Vに水を与える
人間でも暑いのだから動物に、この気候は地獄だろう
「ねえ。気を張ってるの疲れない?普通に話していいんだよ?」
もう片方の手で持っていたソフトクリームを飲めながら話す
「…何の事だ」
「無理に大人びた話し方してるでしょ?私にはバレてるよ」
しかし
本当に暑い
クラウドは今頃、宝条に会ってるんだろうけど
この暑い最中
人を苛々させる男に会いたくない
「あのワンちゃん、しゃべってる〜」
「へんなの〜」
近くで遊んでいた子供達に、たまたま会話が聞こえたらしく
遊んでいたボールでレッド]Vを攻撃しようと蹴る体制に入った