FF7
□ほんの少し休憩…でも無いけど和みの時間
1ページ/6ページ
チハル達はセフィロスを追って
ニブル山を越える
ヴィンセントと数年ぶりの再会を果たしたチハルは
主要メンバーから外してもらい
積もる話をヴィンセントと歩きながらしていた
「生きているとは思っていたが…実際に見ると感慨深いな」
「まあ、生きてたのも奇跡みたいなもんだけどね」
「この数年、姿を現さないで身を潜めていたのか?」
「あー…。あはは。うん、まぁ…」
トリップして来た事は誰にも言っていないから
誰しも落ち着くまでは隠れていたと思われている。
チハルは苦笑しつつ頷いた
ヴィンセントは、そんなチハルに疑問を抱いたが
聞かれたくなさそうな雰囲気だったので話を逸らす事にした
「蒼は?いるのか?」
「うん。いるよ、ピアスも返って来たし。…呼ぶ?」
返って来たという言葉にヴィンセントは首を傾げた
「…1回、手放したんだ。勝てそうも無かったから蒼を巻き込むのが嫌で」
少しだけ
苦しそうに吐き出される言葉に
ヴィンセントはチハルの頭を撫でて安心させてやった