FF7

□ほんの少し休憩…でも無いけど和みの時間
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チハル達はセフィロスを追って
ニブル山を越える


ヴィンセントと数年ぶりの再会を果たしたチハルは
主要メンバーから外してもらい
積もる話をヴィンセントと歩きながらしていた



「生きているとは思っていたが…実際に見ると感慨深いな」

「まあ、生きてたのも奇跡みたいなもんだけどね」

「この数年、姿を現さないで身を潜めていたのか?」

「あー…。あはは。うん、まぁ…」



トリップして来た事は誰にも言っていないから
誰しも落ち着くまでは隠れていたと思われている。
チハルは苦笑しつつ頷いた

ヴィンセントは、そんなチハルに疑問を抱いたが
聞かれたくなさそうな雰囲気だったので話を逸らす事にした



「蒼は?いるのか?」

「うん。いるよ、ピアスも返って来たし。…呼ぶ?」



返って来たという言葉にヴィンセントは首を傾げた


「…1回、手放したんだ。勝てそうも無かったから蒼を巻き込むのが嫌で」


少しだけ
苦しそうに吐き出される言葉に
ヴィンセントはチハルの頭を撫でて安心させてやった
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