FF7
□エアリスとの再会
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「大丈夫ー?」
「んっ…」
誰かの声に
体の痛みがおぼつかないまま起きてみたら
エアリスが私の顔を除き込んでいて
…クラウドもすでに起きていた。
…うっわ最悪。
私、2人の対面シーン見逃した…。
でも2人揃って
あの高さから落ちて無事なのは奇跡的だ
ふと
教会の扉に
気配を感じて
クラウドとエアリスが自己紹介などで話してる最中
チハルはその人物の顔は確認しないように
扉を隔てて扉に近付いた
「…ちょっとレノ。…野次馬すぎじゃないの?いい雰囲気なんだから邪魔しないでよね」
「…チハル。やっぱり生きてたんだな、と」
「ははっ。私が生きてるって信じてたのはレノとルードとツォンとルーファウスと…エアリスぐらいじゃない?」
クラウドさえ
私が生きて目の前に現れた時は驚いたのだから。
「邪魔しない訳にはいかないぞ、と。…仕事だ」
「ああ。なるほど。ごめんね。私がクラウドと邪魔しちゃう」
悪戯っぽく笑うと
レノは明らかに溜め息をついた