FF7

□元タークス
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そして魔晄炉内を

クラウドが前衛で右側
チハルが後衛で真ん中
バレットが前衛で左側

の戦闘配列で進んでいくと

回復のマテリアが落ちていた
チハルはそれを拾い
クラウドに見せる



「クラウドー。回復のマテリア落ちてる」

「…ああ」

「どっちが装備する?」

「マテリアの扱いに長けてるのはチハルだろ」

「よっしゃ!じゃあ、もーらい!」


嬉しそうに笑いながらチハルは自分の防具にマテリアをはめる



そのまま前に進むと爆発目的地まで付く


一瞬
クラウドの様子がおかしくなって
チハルは心配そうにしたが
何が起きてるのか理解はしているので声は掛けられなかった



爆弾をセットすると、けたたましい警報音が響く


「うわっ!うるさい!」

「本格的にやってくるぜ」



その言葉を合図にしたかのように
ガードスコーピオンがやってきて


戦闘の態勢にすぐ入る



「めんどくさい」



チハルはそう呟くと
片手をガードスコーピオンの前に手の平を見せるように出し


急に真剣な顔になった



「…チハルの実力が少し見られるぞ。…覚悟しておけよ」


クラウドはバレットに忠告すると剣を下ろした


「お、おい!?」


バレットは戸惑ったがチハルに冷気が集まり始める



「ブリザド!」



強く叫ぶと一瞬でガードスコーピオンの動きが一気に停止した
チハルは手を下ろす



「な、何したんだ!?」

「ん?内部のエンジン凍結しただけだよ」



さらりと言うチハルにバレットはあんぐりと口を開けた
…とんでもない…


それから爆弾のタイマーがあるので
急いで魔晄炉を後にする


途中何度かクラウドがジェシーを助けながら


そして私達は無事
魔晄炉を脱出した


…最後に爆発の熱と音を背後に聞きながら…
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