たまには感謝も
いつも通りパチと二人でのんびりしてたら、ふと思い付いたようにパチが
「僕を好きになってくれて有難うございます。」
と深々頭を下げたので度肝を抜かれて唖然と口を開け放していると、それを見て何て顔してるんですかと呆れたように
「…何企んでんだパチ」
警戒心もそのままに言うと怒ったような悲しそうな感じで笑った。
「…そう警戒されるのは日頃の行いですよね…たまに、何か有難いなぁって思うんですよ」
「何に」
「突っ込みしか取り柄の無い地味な僕を、好きだって言い張る奇特な人に会えた事をです。」
「…成る程、なぁ」
「そこで納得すんのかよ!」
思わず突っ込みを入れた新八は、顔を赤くして姿勢を正した。俺を見つめて
「僕も、あんたが大好きですから」
真正面から向かって言われたのは初めてだったのでやっぱり驚くしか出来ない俺は、言われた言葉に餓鬼みたいに喜んでる自覚が湧いて苦笑した。
「過去ばっかり見てるテロリストを好きだって言う奇特な餓鬼に会えて、俺ぁ幸せだなぁ」
そう返すと嬉しそうに笑う新八と『お似合いだなぁ』と言い合って笑った。
感謝の言葉も、たまには悪かねぇ
柄じゃねぇけど
やっと拍手感謝SSっぽいものが書けたと満足!
応援されやした更新頑張ります!宜しければ一言下さると天国への階段が出現します。私にしか見えない階段が…
ちなみに感謝小話はこれのみです。すいまっせーん!
拍手有難うございましたぁぁぁ!
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