小説等2
□グッバイマイラブ
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「タンカーが、私の全てです」
「はいオッケー!」
おお、さすが俺の相方!しっかり笑い取りやがって!
そしてさすが俺!ナイスチョイスだ!
俺はクリアしたのと同時に、徳井の元へ、ハイタッチをしにいった。
しかし嬉しさの余り、自分でもよく分からないが、ガッチリと徳井の手を握ってしまった。
しかも、いわゆるカップル繋ぎ。
…これはやってしまった。
俺はマズイと思い、すぐに手を離そうとした。
すると離れようとする手を引き止める様に、徳井が握り返してきた。
おお!?何という事だ?
俺は驚いて徳井の顔を見ると、徳井はチラッとこちらを見てから、すぐに画面に向かってガッツポーズをした。
徳井が、嫌がらなかった。
…何て素晴らしい!今日はラッキーデーだ!
俺はすぐさま、クリアした喜びと受け入れられた喜びが入り混じった気持ちで、ガッツポーズをした。