はじまり2

□私はセレスといいます
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「おっはよー♪」


「あ、おはよ〜ミケ」

「ミケどこに行ってたの??」



荷物を整理しながらたずねるジーニアスにニヤリと笑いかける。


「ジーニアスはお子ちゃまだなぁ。朝っぱらからレディーがいなくなるなんて恋人との逢瀬に決まってるじゃないですか♪ニャハー」

「え!?ミケ恋人いたの??」


「なぁ逢瀬ってなんだ?」
「よくわかんない+」

「わからないなら使わないでよ!!」



「はいはい、あなたたち。
喋るのはよろしいけど準備はちゃんとできたの?」



リフィルの声で話をきり各々支度にとりかかった。




「次どこいくの??」

「メルトキオです。
…ロイドさん達が闘技場に用があるそうです」

「メルトキオ、か〜」

《私も闘技場で戦ってみよっかなー…まぁまずむりだなー。ガルドの無駄使いだ。
そいや確かメルトキオって言ったらお菓子の隠れた名店が…》



メルトキオの貧民街の中にある店のひとつを思いだしフームと頭をかしげる。


《あそこ安いし美味しいんだよなー。
でも治安よくないからあんま行くなってゼロス君が…》


「……………」



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