はじまり２
□こっから先は私が相手だよ
2ﾍﾟｰｼﾞ/7ﾍﾟｰｼﾞ
気をとりなおして。
「これマーテル様と一緒に作ったグミだから大丈夫だよ。
さぁドンと食いねぇ☆」
先程の治癒術でいくぶん体がましにはなったが
「…………」
これ以上はうけとれない、とミトスは首を横にふる。
「…………、
…私が落ち込んでるときミトス、言ったよね。
子供じゃないんだからいつまでもウジウジしないんだよって」
「ウジウジしてなんかないっ!!僕は、僕としてケジメを…」
「死ぬことがケジメ??甘ったれるなー!!」
ミケの２度目の攻撃。
今度はミトス避けた。
「ちっ、腕をあげたな」
「ミケ、キャラ壊れてるよ」
「当たり前だっつ!!
私怒ってんだからね、ミトスにも、みんなにも!!」
そう言ってまたロイド達の方を振り返る。
あまりの剣幕に一同がビクリと肩を跳ねさせた。
「…ゼロス君、まず言うことはないかな??」
「言うこと…ねぇ。
しいていうならミケちゃん強くなったな。オレ様修行の成果を侮ってたわ〜でっひゃひゃ」
.