はじまり
□落ち着け!my heart!!
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前回の事より
ゼロスはいろんな意味で危険なので、戦いは他の人に教えてもらったほうがよい。
そう学んで3日後…
「だっりゃあぁぁ!!!」
「ギャアァ…」
ミケはやっとトリエット付近の敵を倒せるようになった。
「ミケやったな!」
「おーし☆勝利だね!!
…でも、まだみんなの援護がないと駄目だし、敵が1匹じゃないと辛いね」
「それでもミケは戦闘経験なかったんだよね。十分すごいよ♪」
そう言いながらコレットがミケの頭を撫でる。
そんなに褒められると照れてしまう。ミケが恥ずかしそうに笑った。
「そうそう、それにロイドよりも頭がいいしね♪」
「それを言うなっつーの!」
「ミケは九九もわかるんだよね」
「そりゃ10歳としては当然じゃないデスか」
「だってさ☆耳が痛いねぇロイド」
「う、うるさいな!!」
ロイドとジーニアスのやり取りを聞きながら軽くクラブをふり服の中に収める。
「にしても…暑ぅ………!!!」
照りつける太陽は雲ひとつない空からロイド達を見下ろしている。
ミケは先ほど戦っていただけあって滝のような汗が流れていた。
「ほんと…いつ来ても暑いわね」
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