One Day Morning





「……ぇ……ない…」



「どうしたジェネシス?」




「…あり得ないと言ったんだ。」



「何がだ?今日は俺の当番で、ちゃんと用意しただろう?」




「あぁ、確かに。俺が好きなクラブサンド。それに加え紅茶も上手く淹れれている。」




「なら何が駄目なんだ?」




「…この…匂い…」



「茶葉は間違っていない筈だぞ。昨日と同じのを使ったからな。」





「違う…、俺のではなく、アンジール…お前のだ。」



「……なんだ?」





「……我慢ならない。どうにかしてくれ。その、見掛けの悪い食べ物を。今すぐ。」



「ジェネシス、お前も一度は食べてみるといいぞ。体に良いし栄養価も高い。確かに匂いはあれだがすぐ慣れる。」



「馬鹿言え。誰がそんな美的センスのないものを食うか。それに、なぜもう少しメニュ
ーの組合せを考えない。今食べる必要はあるか?」




「一日の始まりの朝に食べるから意味があるんだ。お前の分もあるぞ?」




「捨てろ。」





「食べ物は粗末にするな。そうだ…あいつにやろうか?確か好きだったな。」



「誰にでもやれ。俺には一生必要もなければ縁もない。だが子犬にはお似合いだ。」



「子犬?いや、ザックスにじゃない。セフィロスに、だ。」






「……………。」





*管理人も嫌いです…あれ。笑


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