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□3-Z組銀八先生(1)
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銀「おーい野郎共、今日からテスト前一週間になる。教務室その他諸々の教室出入り禁止なー。それから誰一人赤点取んな。俺のクラスの点数が低いってババアに給料下げるぞって脅されてんだよ」

神楽「はーい先生」

銀「あ?何だチャイナ娘。バナナはおやつに入るかについてか?それともサンコンさんの日常生活についてか?」

神楽「テストなんてやっちゃ駄目ネ。そしたら私の頭の中が夏の日差しに晒されたチョコレートみたいに溶けてドロドロになっちゃうネ。学校が殺人になりかねない事したら問題になるヨ」

銀「最初からドロドロじゃねーか。困んだよぉ頑張ってくれねぇとー。先生パチンコ行けなくなるじゃんかよー」

新八「てかパチンコなんか行かなきゃいいじゃないですか、身も蓋も無い生活ですね。先生が危ういのは痛い程判りましたけど、赤点取るなもなにもまともな授業してないじゃないですか。そこんトコどうなんですか?」

銀「何だぁ新八。んな事ぁどうでもいいんだよ。大切なのは愛なんだよ。愛がありゃあ授業なんかしなくても高得点取れるもんなの。人生ってのはそんなもんです」

神楽「答えになってねぇよ天パのクセニ。ふざけんのもいい加減にしろヨ。大人がこんなだから日本は赤字大国なんだヨ。世界から見捨てられるネ」

新八「うわぁいきなり痛い所突いたね神楽ちゃん。ていうか頭ドロドロって言ってる割にはしっかりした政治的観念持ってるんだね」

銀「はいSHR終了ー。では皆頑張るように!また放課後に会おう」

新八「なんでそうなるんですか!?てか何も解決してねェェェェェ!!!」
END
 

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