小話 弐
□思い出すまで
1ページ/6ページ
「秀麗が記憶喪失!?」
絳攸は、急ぎ邵可邸へ向かった。
秀麗が御史台の仕事で、犯人の男を検挙しようとした、その時だった。
後頭部をおもいきり殴られ、その場で倒れたのだ。
意識を失った秀麗。
そのまま、邵可邸へと運ばれた秀麗であったが、今朝意識を取り戻したが、16歳の後宮に上がる前の記憶しかなかったのだった。
当然、自分が官吏であることも覚えておらず、見舞いに来た絳攸や楸瑛を見ても、何処かでお会いしましたか?と訪ねるのであった。
→
次へ
[
戻る
]
[
TOPへ
]
[
しおり
]
カスタマイズ
©フォレストページ