頂き物

□想定外のプレゼント交換
4ページ/5ページ

だから、帰りに呼んだ軒(くるま)に
 向かう際に彼はこう言った。

「愛している秀麗、私の嫁に来てくれ」と。

 想定外のクリスマス交換。

 秀麗はとても驚いたが、即答した。

「喜んで、嫁がせてもらいます」と。

 年明け、絳攸は真っ先にこの報告を聞いた。

 そして、寂しさもあるものの、二人の幸せを祝福したのでした。

「秀麗が黄尚書と結婚だとー!!!!!!!!!!!

 寝耳に水の劉輝はさめざめと泣き崩れたのは言うまでもありませんけどね。

 おしまい。
次へ
前へ

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ