●SOUTHPARK●

□ブレーキ外れた欲望
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俺はいつもバターズが寝ているとそれをいいことに悪戯をしてみたくなる

最初のうちは髪に触れたり頬に触れるだけだったがそのうちに額や頬にキスをするようになった


そして

唇にキスしてみたい

最近はそんな欲望に刈られていた


バターズは昨日からまた泊りに来ている
昼間沢山遊んで疲れたのかベッドに入るなりスースーと寝息をたててぐっすりと眠ってしまった


「バターズ」


呼んでも返事がない

俺の頭のなかにいけない考えが浮かぶ


今口にキスしてもバレねぇんじゃねぇの??


四つんばいになり顔を覗き込む


初めてこんな近くでじっと顔を見ることに気付いたらなんだか恥ずかしくて顔が熱くなる



一度軽く唇を重ねて離してみた

相手にも聞こえるんじゃないかって位心臓はドキドキと大きく音を立てる


もう一度重ねて…
もう一度
もう一度

なんだか癖になってもっともっとほしくなる

一度解放された欲望は制御がきかない

俺は何度も口付けてはそのたびに深く深く相手を求めて…


「ん…ぁあ…クレイグ…なにして…んっ…。」

バターズの目が覚めようがお構いなしに腕を押さえ付けて無理矢理口内に舌を入れてかき回す

バターズが不思議と抵抗しないのをいいことに俺は相手に馬乗りになると首筋に噛み付いて赤くキスマークを残した

支配したい

誰もこいつに近寄らないように

「声だすんじゃねぇぞ。」
ああ……なんでこんな不器用な言葉しか出てこないんだろう

「バターズ。いいか。今日からお前は俺の犬になれ。」

バターズはよくわかっていないようだったが困った顔をしながらもうなずいた




これが素直に好きといえたらどれだけいいんだろう


なんだか悪いと思いながらもすべては欲望に負けて相手の衣服をひっぺがす
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