オリジナル小説
□絆
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それは、俺が生まれた瞬間
…否、『秀』としての『大助【俺】』が生まれた瞬間、唐突に俺たちはすべてを理解した。
【はじまり】
5歳になった今でも明確にその時のことを覚えている。
忘れもしない5年前の12月25日。
世間一般からすれば『クリスマス』と呼ばれている日で、俺にとっては、運命の日。
寒くて、暗くて、その中でたった一つの色。
白いフワフワした雪が降る中、俺たちは生まれた。
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